Windowsファイルサーバをアジアと東京で比較してみた!

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ご注意

この記事は 2016年11月24日 に書かれたものです。内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

皆さん、Windowsファイルサーバ使ってますか?もうGoogleクラウドに行けます!GCEも東京に出来たため、超低レイテンシでアクセス可能なため、ファイルサーバなんかもローカル感覚でクラウド上に移行出来てしまいます。
今回は、みなさん手元に未だ残っているWindowsファイルサーバをGCEの東京リージョンに構築し、その性能を検証してみました。

構築したWindowsのGCEサーバスペック

GCE のn1-standard-1(1コア4ギガメモリ)で50GBのSSD永続ディスクを割り当てた環境です。まぁボトルネックはNWだと思いますので、十分でしょう。
これを、東京(asia-northeast1-b)と台湾(asia-east1-b)に構築して検証してみました。
OSイメージはWindows Server 2016 Server with Desktop Experience, x64 built on 2016-11-15 です。
クライアント側は自宅のUbuntu 16.0.4 マシンからで、100Mbpsベストエフォートの普通のフレッツ環境です。

GCEのWindowsサーバへのアクセス環境構築手順

GCEのWindowsサーバ構築手順は省略しますが、特に普通に画面からポチポチ構築するだけです。cifsタグを付けて、cifsタグ宛に私の自宅のIPからTCPフルアクセス許可のFW設定を行います。
RDPで各サーバに接続して、Cドライブ直下にTempフォルダを作成、検証なのでインターネットにフル共有で公開します。

Everyoneフルアクセス設定してますが、ログインは必要です。まぁ今回は検証ですし、IP制限は掛かってるので問題無いですが、実運用の際にはちゃんとセキュリティに配慮した共有設定を行ってください。

windows-fileserver-asia-tokyo-comparison01

さて、これで準備は完了です、いよいよ検証してみます。

検証用ファイル準備

取り敢えずまずは100Mのファイルを100個作って見ます。

ayatoshi@ayatoshi-UBU:~$ for i in `seq 1 100`; do dd if=/dev/zero of=temp$i bs=1M count=100; done

続いて、マウントポイントを作成して

ayatoshi@ayatoshi-UBU:~$ sudo mkdir -p /mnt/windows

マウントしてみます。この時パスワードを指定しようとするけれどもWindowsのGCEのデフォルトのパスワードは結構複雑で沢山特殊記号とかも入ってるので認識しない可能性が高いです。なので、以下のように別打ちにしました。

ayatoshi@ayatoshi-UBU:~$ sudo mount -t cifs -o username=ayatoshi //104.198.113.140/Temp /mnt/windows
Password for ayatoshi@//104.198.113.140/Temp: ***************

はい、これで無事マウント出来ました。

いよいよGCEの東京ファイルサーバへのファイルコピー実測

ayatoshi@ayatoshi-UBU:~$ sudo time cp -rp temp/ /mnt/windows/

windows-fileserver-asia-tokyo-comparison02

おぉおおおーーーほぼ100Mbpsで受け取れている!
これはもう完全にウチの自宅のフレッツの限界でしょう。もっと早い環境で試せばもっと出ることでしょう。
ただ、10G転送し切る間に以下のようにエラーが出てしまいました。

0.07 user
17.30 system
17:32.08 elapsed
1%CPU (0avgtext+0avgdata 2480maxresident)k
20483056inputs+20480000outputs (2major+205minor)pagefaults 0swaps

ですが、一応確認した所10Gは転送しきってましたので、結果として。
10G(100Mファイル×100)で17分32秒でした。
スループットとしては回線が十分であれば十二分に問題無いと言うことが分かりました。

さて、今度はもう少し実際は小さいファイルを沢山コピーしたりすることが多いと思いますので、10Kのファイルを1万個(100Mバイト分)作成して検証します。私の環境ディスク非力なのであまり沢山無いので一旦消してから再度作ります。

ayatoshi@ayatoshi-UBU:~/temp$ for i in `seq 1 10000`; do dd if=/dev/zero of=temp$i bs=1K count=10; done
ayatoshi@ayatoshi-UBU:~/temp$ ls | wc
10000 10000 88894

はい、作成出来ました。

同じように、コピーコマンド実行

root@ayatoshi-UBU:/home/ayatoshi# time cp -rp temp/ /mnt/windows/

実行中はこんな感じ。

windows-fileserver-asia-tokyo-comparison03

4Mbps位ですね。

結果は以下。
real 4m7.053s
user 0m0.368s
sys 0m2.688s
今度はちゃんと計測出来ましたが、4分です。およそ240秒で1万ファイルなので、秒間約40ファイル程度でしょうか。
全く悪くないように見えますね、素晴らしい!

さて、次は台湾リージョンのWindowsファイルサーバを使おうとするとどうなるか!

root@ayatoshi-UBU:/home/ayatoshi# mkdir /mnt/windows-taiwan
root@ayatoshi-UBU:/home/ayatoshi# mount -t cifs -o username=ayatoshi //104.199.166.4/Temp /mnt/windows-taiwan
root@ayatoshi-UBU:/home/ayatoshi# time cp -rp temp/ /mnt/windows-taiwan/

スループットが300Kbpsしか出てないので、10分の1以下です。

windows-fileserver-asia-tokyo-comparison04

結果は以下。
real 44m23.219s
user 0m0.372s
sys 0m3.224s

同じファイルをコピーするのに44分かかりました。約10倍、まぁスループットから見ても妥当な数字です。

結論

  • GCEのWindowsファイルサーバ@東京は台湾の10倍高速!
  • 1クライアントでも秒間40ファイル以上の転送が可能!
  • スループットは100Mbps以上で恐らく回線次第!

皆さん、是非GCEのWindowsサーバ@東京リージョンをファイルサーバとして使ってみましょう!
(暗号化はされてないデータ通信での検証です。実際に利用される際には暗号化等セキュリティ面も考慮ください)

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